アーユルヴェーダは日本人に合う・合わない?効果的な取り入れ方とは

マインドセット

インドの伝統医学であるアーユルヴェーダ。

「アーユルヴェーダに興味はあるけど、日本人には合わないのでは」と思うことはありませんか?

そこで今回は、私たち日本人にアーユルヴェーダは合うのか、そして「今日からできるアーユルヴェーダ」とはどんなものなのかをお伝えします!

アーユルヴェーダとは

アーユルヴェーダは、5000年以上の歴史を持つインド発祥の伝統医療です。

サンスクリット語(インドで古典語として使われている言葉)で「生命の知識」を意味し、身体、心、そして精神のバランスを重視する総体的なアプローチが特徴です。

そしてアーユルヴェーダでは、個々の体質(ドーシャ)に基づいて、カスタマイズされたライフスタイルや治療法を提供します。

日本人にアーユルヴェーダは合う?

結論からいいますと、日本人にも効果を発揮するでしょう。

そもそもアーユルヴェーダは、その原理が普遍的であるため、文化や国籍に関係なく作用するものです。

私たち日本人にとっても、以下のような理由でアーユルヴェーダが役立つ可能性があります。

健康維持と予防医学

アーユルヴェーダは、病気の治療だけでなく、健康維持と予防に重点を置いています。ですので長寿文化である日本人にマッチしやすいと言えます。

日常生活に取り入れることで、より健康を維持しやすくなるでしょう。

ストレス管理

現代の社会では、ストレスが多くの健康問題の原因となっています。アーユルヴェーダの瞑想やヨガ、呼吸法はストレスを軽減し、心身のバランスを保つのに役立ちます。

食事療法

アーユルヴェーダでは、食事が健康に与える影響を重視しています。日本の伝統的な食文化とも親和性がありますので、バランスの取れた食事を実践することができます。

効果的な取り入れ方

アーユルヴェーダを日常生活に取り入れるための、具体的な方法をいくつか紹介しますね。

ドーシャ診断を受ける

アーユルヴェーダは、自分の体質と体調の乱れを知ることから始まります。なので、まずは自分のドーシャ(ヴァータ、ピッタ、カパ)を知ることが重要です。

※ドーシャの診断は下記の記事内で紹介中
アーユルヴェーダとは?考え方・診断方法を知って体質をチェック!

食事の見直し

ドーシャに基づいた食事法を取り入れることで、体内のバランスを整えることができます。

例えば、ヴァータ体質の人は温かい食事を、ピッタ体質の人は冷たい食事を、カパ体質の人は軽い食事を心がけると良いでしょう。

日常生活にアーユルヴェーダの習慣を

日常生活にアーユルヴェーダの習慣を取り入れることで、健康を維持できます。

例えば、温かいハーブティーを飲むのも良いです。もっとチャレンジしたい場合は、朝にオイルプルリング(※)を実施すると良いでしょう。

(※)ごま油やココナッツオイルを口に含んでうがいすること

ストレス管理

ヨガや瞑想を日常に取り入れることで、心身のリラックスを促進します。

さらにはアーユルヴェーダのマッサージ(アビヤンガ)も、リラックス効果が高くてお勧めです。

※あわせて読みたい
ヨガに瞑想があるのはなぜ?〜理由・効果・やり方をカンタン紹介〜

まとめ

アーユルヴェーダは、日本人にとっても健康維持やストレス管理に役立つことが分かりましたね!

自分の体質を理解し日常生活に取り入れると、心身のバランスが整います。そうすると、より健康的な生活を送ることができるでしょう。

当記事を参考に、アーユルヴェーダの知識を深めて自分に合った方法を取り入れてみてくださいね!

【参考文献】
山と渓谷社 アーユルヴェーダ入門 西川眞知子著

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